100歳時代プロジェクト

中村雅俊さんに聞く若さの秘訣 (1/2ページ)

 ■毎日の生活に「本番」 「人から見られる仕事」も大きい 俳優で歌手の中村雅俊さん(68)が今月、パシフィコ横浜で開かれたアンチエイジングフェア(主催・日本抗加齢協会、フジテレビ)のトークショーに登場した。今年でデビュー45周年の中村さんは、「役者は毎日の生活に『本番』がある。人から見られる仕事であることも大きい」といつまでも若々しくいるための工夫を語った。(道丸摩耶)

 アンチエイジングフェアは日本抗加齢医学会と連携し、アンチエイジングをサポートするサービスや製品を紹介するイベント。4回目となる今年は初めて横浜で行われ、産経新聞社の「100歳時代プロジェクト」も出展した。

 トークショーで中村さんは「若いときは乱れた生活をしていたが、50歳くらいから運動や食事、睡眠など生活に気をつけるようになった」と振り返った。特に気にするのは睡眠時間で、飲酒をしても必ず睡眠時間を確保することを心がけているという。

 運動面では片道45分のウオーキングを続けており、食事面では栄養のバランスに気をつけることや間食しないこと、青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)をサプリメントで補っていることなどを工夫に挙げた。

 こうした中村さんの生活について、一緒にステージに上がった日本抗加齢医学会副理事長の森下竜一・大阪大大学院教授は「走ると膝などを痛めてしまうことがあるが、歩くのは一番良い有酸素運動」と評価。「食事はあまり遅い時間に食べないなど時間にも気をつけると良い」とアドバイスした。サプリメントについては「薬ではないので飲んですぐに効果があるものではないが、ホームページやパッケージに書かれている機能性の説明を参考にしてほしい」と助言した。

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