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参院選投票に影響? 五輪自転車レーステスト、多摩で交通規制

 参院選の投開票日の21日には、来年の東京五輪で実施される自転車競技(男女のロードレース)のテスト大会が行われるが、東京都内の多摩地域8市の投票所周辺にもコースが通っている。交通規制が行われるため、投票への影響が懸念されている。

 来年7月25日と26日に行われるロードレースは、武蔵野の森公園(府中市など)を出発し、多摩地域を西に向かって1都3県を通過し、富士スピードウェイ(静岡県小山町)を目指す。都内では府中、調布、三鷹、小金井、稲城、多摩、八王子、町田の計8市をコースが通過する。

 投開票日の21日正午から開かれるテスト大会でも国内外の計20チームが参加。原則、選手が通過する1時間前からコースへの車の進入は禁止され、歩行者も15分前から道路横断などが規制される。

 このため、都内では府中市(4カ所)▽三鷹市(1カ所)▽小金井市(2カ所)▽稲城市(7カ所)▽多摩市(4カ所)▽八王子市(2カ所)▽町田市(3カ所)-の計23カ所の投票所周辺で、交通に影響が出るとみられる。

 多摩市の阿部裕行市長は「投票日は避けてほしかったが、いかんともしがたい。期日前投票を促している」。同市では、有権者に送る入場整理券に規制内容を知らせる案内を同封。他市でも、チラシなどで注意喚起をしている。

 都内の道路規制は、遅いところで午後1時40分ごろまで続く。稲城市の選挙管理委員会は「規制時間は外して投票に行ってもらいたい」と呼び掛けている。

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