ライフ

乳児でも、ペットでも…皆にやさしい非常食 大阪の食肉販売業者が開発

 大阪府羽曳野市の食肉販売業「安井商店」が、災害時に乳児もペットも食べられるリゾット風の非常食「SONAE(そなえ)」を発売した。店主の安井明彦さん(42)は愛犬家。「いざというとき、これを持って避難すれば家族やペットの食料は当面しのげる。開発中にうちの犬も喜んで食べていた」と話している。

 昨年9月の台風21号で、安井さんの店は窓ガラスが割れるなどの被害を受けた。近くの自宅は無事だったが、災害に備えることの大切さを実感。飼っているチワワを連れて避難所に行けるかどうかを考えて不安を感じたのが、非常食を作るきっかけになった。

 ペットを連れた避難方法を学び、今春には民間資格「ペット災害危機管理士」3級を取得。昨年7月の西日本豪雨などの避難所で餌や水が不足し、ペットが衰弱するなどの事例が多くあることを学んだ。

 そうした知識を生かしながら開発したSONAEは1パック約250グラムで864円。常温で約1年間保存できる。ペットのアレルギーの心配が少ない馬肉を使用。玄米や野菜を混ぜ込み、塩分は少なめにして栄養バランスと味に工夫を凝らした。水分をあえて多めにしたことで、脱水症状の予防にもつながるという。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus