講師のホンネ

英語でアウトプットする時のコツは「とにかく発話」 (2/2ページ)

 頭で浮かんだ日本語を完璧に伝えようとするより、そこで伝えたいポイントは何かに絞って短くシンプルに伝える。そうすると、全てを伝えられない「気持ち悪さ」が自分の中に残ることもある。また、自分の英語表現が日本語のそれに比べて「稚拙だ」と感じてしまうかもしれない。

 しかし、それは必要な過程で、とにかく発話しないことには、英会話は習得できない。直訳のない表現「よろしくおねがいします」を例にワンポイント。何か頼みごとをした際の「よろしく」は、「私のためにやってくれてありがとう」なので、“Thank you for doing this for me.”や、「感謝しています」の“I appreciate it.”で、その「よろしく」の気持ちが伝わることと思う。

 「KISS」を念頭に発話を繰り返すうちに「気持ち悪さ」や「稚拙さ」が、きっと「伝わる喜び」に変わる瞬間が訪れる。ぜひ、発話することを試してみてほしい。

【プロフィル】鈴木マグラクレン美保

 すずきまぐらくれん・みほ 企業・大学・自治体で、コミュニケーション、ヨガ&マインドフルネス、英語に関する研修の講師を務める。英検1級、TOEIC960点、全国・講師オーディション奨励賞受賞(2014年)。「つながる英語」と題してSNSやブログに、カナダ人の夫との日常生活の中から役立つ英語のフレーズを投稿中。静岡県浜松市出身。

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