平日より週末に夜更かしする１１～１６歳の女性は太りやすいとする研究結果を、米国立衛生研究所（ＮＩＨ）が発表した。
この年代の男女計８０４人に聞き取り調査とともに５日間の活動を追跡。胴囲と体脂肪を測って関係を調べた結果、平日より週末に夜更かしする「社会的時差ぼけ」のグループはそうでないグループより胴囲が平均０・５８センチ大きかった。男性では肥満との関係は見られなかった。
推計では、平日と週末の就寝時間に１時間の差が生じるごとに胴囲が１センチ以上増加。他の要因を除いても夜更かしと肥満に関係があった。成人では従来の研究で同様の傾向が見られていたという。