デキる男は住まいから

大掃除の前にトヨタ式“大片づけ” お父さん主導で目標を「見える化」 (1/2ページ)

香村薫
香村薫

 いよいよ12月。年末に向けて大掃除を計画しているお宅も多いかと思います。「お母さんが掃除をするのを家族みんなが手伝う」というスタンスも良いですが、お父さんが一歩踏み込むことで子供達も「やりたい!」と協力的になるもの。今回は家族みんなで楽しく大掃除に取り組むための進め方を、我が家が実践しているトヨタ式でお伝え致します。

 大掃除の前に大片づけを!

 大掃除は、古くは飛鳥時代に宮中で広まり、その後江戸時代には江戸城の煤払いが12月13日に行われるのに習って、庶民も自分たちの家を掃除していたと言われています。

 江戸時代の庶民の暮らしは、質素で倹約。また、当時は長屋に住む人が多く「火事」が起こると家財が消失してしまうことを恐れ、高価な着物や布団はレンタルする人も多かったそうです。家の中のモノの数が現代とは比べ物にならないほど少なかったのを安易に想像できますね。

 そもそも「掃除」というのは「汚れを取る作業」です。江戸時代のおうちは、「大掃除」というタイミングで事前の準備もなく、いきなり掃除を行っていたのでしょう。

 ところが、現代はどうでしょうか。ご自宅のテーブルの上を想像してみてください。テーブルの上にものがどっさり。これらを定位置に戻す作業である「片づけ」をしないことには掃除が行えません。

 そこで、今年は掃除の前に家族みんなで「大片づけ」に着手しませんか? 大片づけのポイントは、「家族で共通のゴールを目指す」ことです。

 来年の抱負からゴールを決める

 最初にお父さんに取り組んでもらいたいことが「来年の抱負」の聞き取りです。

  • TOEIC 800点 (お父さん)
  • 体脂肪率 15% (お父さん)

 というように、具体的に数字でゴールを設定する例をお父さんが示してみてください。

 トヨタグループでは、「目標管理シート(※企業ごとに名称は異なる)」を個々が記載し、それを使って上司と面談し年間目標やボーナスの査定を決めます。

 このとき「目標が数値で見えること」がポイントになります。そして、掲げた目標を達成するためには「半年で何ができていればよいか?」「1カ月で何ができていればよいか?」「毎日何をすればよいか?」と逆算しながら具体的な行動に落とし込んでいきます。

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