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貯金上手な人がバターと醤油は高級品を買う訳 「節約」を長続きさせるコツは (2/2ページ)

 高級バターvsコンビニ菓子パン どっちが節約できる?

 例えばカルピスバターという超高級バターがあります。スーパーマーケットで高嶺の花という感じで手を出すことをためらってしまいます。数百円のバターやマーガリンを買う人のほうが多いと思います。一度買ってみると分かりますが、驚きの美味さです。

 あるいはサイズが小さいのに500~600円するような醤油が売られています。クオリティ重視ということで倍以上の量の醤油より値段が高かったりします。買ってみると、なるほど味の濃さというか深みがあります。

 こうした食材を高いと考えて手を出さないのもかまわないのですが、あえて買ってみても実はあなたの生活にかかるコストはそれほど高くありません。

 毎日朝食のときパンに塗って1カ月半で使い切ったバターや2~3カ月かけて使うような醤油があったとして、1日あたりのコストは本当に小さなものです。

 1500円のバターが45日の幸せをもたらしてくれたとき、1日あたりのコストは33.3円です。しかし「満足度」はどうでしょうか。高級バターを塗った朝食、高級醤油で食べる刺身は感覚的には一歩上の味に思えるはずです。(図表1)

 実はコンビニの菓子パンに150~200円を使ってしまうほうが「高い朝食」になっています。しかし満足度はどうでしょうか。

 コンビニの菓子パンの味に感動することはまずありませんよね。コスパを考える時、より重要なのは購入単価より1日あたりの単価なのです。

 パスコの食パンにカルピスバターを塗ろう

 ヤマザキパンやパスコの食パンがスーパーマーケットでお値打ち価格で売られているなら、これにカルピスバターを塗って朝食にしてみましょう。1枚あたり70円くらいで満足度が相当高い朝食になるでしょう。

 あなたが仕事帰りに惰性でコンビニに立ち寄り、個包装で販売されている菓子パンを無感動で手に取り、150~200円払っているよりよほどお得で幸せ度も高いはずです。

 醤油もそうです。刺身を買うときは閉店前のおつとめ品を狙って半額でゲットし、醤油は添付されているものではなく高級醤油で食べる。おそらくなんとも言えない満足度に包まれるはずです。なんならワサビもちょっと高めのものを買ってもかまいやしません。

 「買い物頻度」という視点を持つだけで、同じ買い物にも意味合いや奥行きが生まれます。節約にも方向感が生まれるはずです。

 「醤油は高級品を買ってもかまわないと考えてぜいたくを楽しんでみよう」

 「むしろ毎日買うコーヒーや食パンの値段については気にしてみよう」

 そう思いながらお店を回るようにすれば、買い物をする時間はきっと有意義でかつ楽しいものとなるはずです。

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 山崎 俊輔(やまさき・しゅんすけ)

 ファイナンシャルプランナー

 1972年生まれ。企業年金研究所、FP総研を経て独立。執筆活動、講演を多数行っている。著書に『スマホ1台で1000万円得する! マネーアプリ超活用術』(PHP研究所)など。

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 (ファイナンシャルプランナー 山崎 俊輔)(PRESIDENT Online)

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