ヘルスケア

医療費「原則1割」強調 公明・山口代表、政府を牽制

 公明党の山口那津男代表は12日の記者会見で、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を2割へ引き上げる検討を進める政府を牽制(けんせい)した。現行の原則1割負担に関し「大きく変えることにはならない。与党の意向を全く無視して一方的な決定をすることにはならない」と述べた。

 政府は来週にも医療制度改革の中間報告をまとめる見通しで、2割負担の対象とする所得水準などが焦点となっている。公明党は支払い能力に応じた負担とすべきだとして政府に近く提言する予定だ。

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