ヘルスケア

定義を変えて「ギリギリまで寝て遅刻」を一発解決 コンサルが朝の極意を伝授 (2/3ページ)

 多くの人が考える起きるべき時間は、出かけるタイミングから逆算して、ギリギリの時間です。当然それでは、慌ただしく家を出ることになってしまうでしょう。一方、私の場合の起きるべき時間は、出かけるタイミングではありません。朝仕事をするために起きるべき時間。それがギリギリの時間です。

 もちろん、私もなかなかパッと起きることは簡単ではありません。ですから、自分に必要な睡眠時間を確保しておくことと、次の日の朝に「好きなこと」や「やりたいこと」「大事なこと」を設定しておき、それを前日の夜に意識しておく。そうすれば、すっきりと起きることができます。

 特に次の日の朝の「お楽しみ」を決めて寝ることは大切です。明日は海外旅行で飛行機の時間が決まっているというとき、たいていの人は普段朝が弱くても、パッと目覚めることができます。

 人は起きる目的がはっきりしていて、しかもそれが楽しいことであれば目覚めよく

 起きることができるのです。

 そして、これを応用して生活のリズムを作っていきます。

 朝起きたら「プレゼント」があると思えば楽しい

 たとえば、何か新しい製品を買ったときは、夜に開封しないようにします。「朝起きてから開ける」と決めるのです。

 新しい家電製品や携帯電話、洋服、雑貨、化粧品を買ったときは、「すぐに使ってみたい!」と思うものですが、あえて開けない。普段起きるのが6時だとすると、「開ける時間」「試す時間」のために、少し早起きするようにします。1時間かかるとすれば、5時に起きる。ただし、睡眠時間が少なくなったら体によくないので、普段より1時間早く就寝しましょう。

 よくあるのが、夜開封してしまい、夢中になって寝るのが遅くなって、次の日の朝起きれないパターン。これはもう夜の時点で満足しているから起きられないのは当たり前です。朝ならば、会社に行ったり、学校に行ったりと予定があるため、ムダにダラダラとしないでしょう。続きをやりたければ、また翌朝早起きすればいいのです。

 本を読むとか友達からのメッセージをチェックするとか、毎朝、自分へのプレゼントとして「お楽しみ」を用意すると、意外なほどすんなり起きられます。

 朝起きたら、「プレゼント」がある。そう思えば、ツライ朝も楽しく起きることができるはずです。

 間食を控えたいならメール、SNS投稿をせよ

 仕事をしているときでも、家にいるときでもつい間食をしてしまうこと、あると思います。しかも、そういうときに食べるものはたいてい糖分の多いものやカロリーの高いものが多いようです。それがごくまれに、であれば問題ありませんが、ほぼ毎日ということであればその習慣を見直す必要があります。

 たとえばこのような方法はどうでしょうか。食べる前に写メを撮るというルールを決めておきます。そして写メを撮って、それを仲のよい友達にメールで送るのです。

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