埼玉県長瀞(ながとろ)町の宝登山(ほどさん)でロウバイが見頃を迎え、訪れた人々を楽しませている。
標高497メートルの宝登山の山頂にあるロウバイ園は、秩父鉄道などが冬場に観光客を呼び込もうと昭和63年から造成された。約1万5千平方メートルの敷地を3種類3千本ほどのロウバイが黄色く埋めつくす。
今年は麓と山頂を結ぶ「宝登山ロープウェイ」の発案で、約100灯のLEDライトを使ったライトアップも行っている。
東京都清瀬市から家族で訪れた宣教師のドン・シェーファーさん(29)は「駅のポスターで知って初めて来た。妻も息子も喜んで良い休日になった」と笑顔で話した。
見頃は2月中旬まで続き、ライトアップは24日までの間、土日祝日の日没後19時まで行われる。
(写真報道局 萩原悠久人)