ヘルスケア

「不要不急の集まり避けて」 新型肺炎対策めぐる厚労相と専門家会議座長の記者会見(要旨) (4/7ページ)

【主な質疑応答】

 --今は流行状態ではないのか

 脇田氏「感染の早期であるという、そういう認識だ」

 --受診相談の目安の公表は

 加藤氏「できれば今日(16日)中にとりまとめで、明日(17日)にでも発表できるようにしたい。できる限り一般にわかりやすい形で示したい」

 --国内の現状は流行ではないが市中感染しているという認識か

 加藤氏「今日は、今回の新型(コロナ)ウイルスの特徴などの議論をしていただいた。現場では、これから患者が増えていくのではないだろうかということを感覚として持っておられるという話があった。先ほど、これから増加することが想定されるんで、そういう面に対する対応をしっかりとっていく必要があるという認識をお示しいただいた。

 私自身としても、現在、前回申し上げたように感染経路がいまの段階では見えないものが、いくつかあるわけだから、こうしたことになると違う局面になっている。そして、患者が増加する局面を想定すべきだというご指摘をいただいたので、やはり前広にいろんなことを考えていく。そのときに大事なことは、やはりわれわれと医療現場の先生方と地方自治体の皆さま方と、PCR検査についていえば、いま民間の協力も得ようとしているわけだ。そういうものを、日本の持つ総合力をしっかりと発揮できるよう努めていくことも大事だと思っている」

 --テレワークや時差出勤などの要請について

 加藤氏「前回の(新型)インフルエンザでは、私の記憶では、方針は出されていたが、最終的には実施はしていなかった。ただ、兵庫県と大阪府においては、高校から小学校にかけて一時期、学校閉鎖というんですかね、あった。今回はまだそこまで議論しているわけではない。まさに不要不急のものは避けていただく。あるいは、高齢者や基礎疾患のある方は、人混みをできるだけ避けていただきたいと申し上げていく。

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