ヘルスケア

福井県の感染率、東京に匹敵 医師会「緊急事態」

 福井県医師会は6日、県内で新型コロナウイルス感染者が急増していることから「医療提供体制緊急事態宣言」を出した。福井県での感染者は約2週間で60人に迫り、人口10万人当たりの感染者数は東京都に匹敵するほど多くなっている。

 県医師会は「既に病床が不足しつつあり、一般診療にまで大きな支障を来しかねない緊迫した状況にある」と指摘。医療崩壊を防ぐため、行政の積極的な支援を求めるとともに、感染のリスクが高いとされる飲食店での会食を避けるなど、対策を徹底するよう訴えている。

 6日、福井市内で記者会見した県医師会の池端幸彦会長は「県人口が少ないために数字が目立っていないが、感染拡大のペースをみると国の緊急事態宣言に準ずる対応が必要だ」と述べた。

 県は病床数が逼(ひっ)迫(ぱく)している状況を受けて、軽症者や無症状者を受け入れる一時生活施設を5日に設置した。宿泊機能がある福井市の公共施設で、看護師が24時間常駐する。今後も、必要に応じて公共施設や民間の宿泊施設で対応できるよう調整を進める。

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