ヘルスケア

布製マスクを福祉・教育施設へ無償配布へ 山形県

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足を受け、山形県は7日、手洗いできる布製マスクの生産を県内の縫製事業者に依頼し、福祉・教育施設に無償配布することを明らかにした。

 吉村美栄子知事は記者会見で、高齢者や障害者、介護施設といった福祉施設、高校や特別支援学校などの県立学校と市町村立小中学校などの教育施設に、それぞれ1人1枚の配布を表明。福祉施設の関係者だけで13万枚が必要という。

 県は縫製事業者と調整を進めており、準備が整いしだい、配布していく。また福祉・教育施設への配布終了後は、一般県民への販売も考えている。

 県工業戦略技術振興課の川井幸樹課長補佐は「感染を防ぐためにも布製マスクを作成してもらい、福祉・教育施設にまず配布を考えていきたい」と話した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus