教育・子育て

萩生田文科相、休校でも子どもの散歩など「容認を」

 萩生田光一文部科学相は7日の閣議後記者会見で、緊急事態宣言の対象となった自治体で学校が休校となった場合でも、子どもが散歩などで外に出るのは、心のケアやストレス解消の観点から一定程度、認めるべきだとの考えを示した。学校の校庭の活用も考えられとの見方も示した。

 萩生田氏は緊急事態宣言の対象となる7都府県では外出自粛を強化する必要があると指摘。その上で「子どもの心のケアやストレスを考えると、一日中(自宅に)こもっていろというのも危険が伴う。散歩など外に出ることも認めていかないとストレス解消にならない」と述べた。

 また、緊急事態宣言の対象となった自治体では、休校中の登校日を設けることに慎重になるとの見通しを示したが「1カ月間、子どもと先生が顔を合わせず、学校に来ないのが果たしていいのか」と問題提起。子どもの心身の健康を維持するため、各自治体と連携を強化するとした。

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