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東京・小池知事の自粛呼びかけから2週間 効果は未知数

 東京都で8日、新たに144人の新型コロナウイルス感染が確認され、5日の143人を上回り、1日の確認数としては最多となった。感染が拡大する中、東京都の小池百合子知事が外出の自粛などを呼びかけた緊急記者会見から8日で2週間。現時点では自粛要請の「効果は未知数」(都担当者)といい、今後、沈静化するかどうかは予断を許さない状況にある。

 感染確認144人のうち、状況見極めの1つの判断となる感染経路不明者は95人に。累計1300人を超え、急カーブで拡大が続いている。首都の状況は今後の政府の判断を左右するだけに、感染者数がどう推移するのか、関係者は固唾をのんで見守っている。

 小池氏が緊急記者会見に臨んだ3月25日、都内の感染者はそれまでの10人台から41人へ一気に増加。「感染爆発 重大局面」。危機感を抱いた小池氏はこう記されたフリップを掲げ、外出の自粛を強く訴えた。

 都内では、その後も増加傾向が続いた。4日に感染者が100人を超えると、5日には143人に1日の感染者数は10日余りで3倍以上になった。都の担当者はウイルスの潜伏期間を念頭に「外出自粛要請の効果は2週間程度かかるため、呼びかけをしてからもしばらくこういう状態が続く」との認識を示していた。

 3月25日の外出自粛要請の呼びかけが奏功していれば感染者数の伸びが鈍化する可能性もあるが、都では「楽観できる状況ではない」と警戒を緩めていない。

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