クルマ三昧

昭和世代の反省と自覚 YouTubeを始めた僕がウェブ配信で意識していること (1/2ページ)

木下隆之
木下隆之

 ついにYouTubeデビュー

 遅ればせながら、YouTubeを始めました。こうして「SankeiBiz」にコラムを寄稿させていただいているという事情もあり、自らウェブ媒体に足を踏み出したのである。向学心に火がついた。昭和世代の物書きとしての反省と自覚である。

 タイトルは「木下隆之channel CARドロイド」である。と、あからさまに宣伝をさせていただく。とはいうものの、けしてYouTuberとして、その泡のような収益で贅沢な生活を企てているわけでもない。それでもこうして告知する理由は、ひとりでも多くの方に「木下隆之channel」を見て欲しいからである。

 というのも、ウェブ媒体に携わるようになって数年、それでもまだ多くの紙媒体でコラムを書かせていただいている。そこで感じるのは、ウェブ媒体の力だ。目を合わせて会話をしているわけではないのに、読者の反応を知ることができる。それが特徴だ。

 芸人がテレビよりも劇場の方が楽しいという。歌手はテレビよりライブのほうが盛り上がるという。だがウェブ媒体は、文章を一方的に発信するだけの紙媒体とは違って、反応がリアルタイムに分析できるのだ。笑い声やお怒りが、手に取るように想像できる。

 もちろん紙媒体にも魅力はある。タイトルやレイアウトの描き方は、雑誌や書籍媒体とウェブでは異なるし、行間を読ませる機微においては書籍は優れている。どちらに優劣をつけるつもりはない。媒体としての性格が異なる。

 ウェブでは、視聴状況を知ることができる。どれだけの人が僕の記事に目を通してくれたのか、どれほどの人が途中で離脱してしまったのか、あるいは何度も繰り返して再読してくれたのかが分かるのだ。視聴の時間帯もわかる。視聴者の住まいも性別も、完全とは言わないまでもおよそ想像することができる。

 どんなクルマの試乗記が読まれ、どの記事には興味を示さなかったのかも想像できる。僕の記事のどの点が好印象で、どの視点には無反応だったかもわかる。その学びが、SankeiBizの執筆に役立つことを願っている。

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