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たかが炭酸水、されど炭酸水…コロナ禍で「無糖炭酸水」が売れているワケ (2/2ページ)

SankeiBiz編集部
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容器の首が細くなっている理由

 見た目こそ無色透明でも、口に含むとほのかな香りが漂うフレーバー炭酸水。清涼感や飲み心地のよさを追求して毎年のように改良を重ねており、「表示上は『無果汁』となっていますが、有機レモンの果汁が0.3%入っています。レモンのこだわりは中身を飲んでいただければ分かります。搾りたてのおいしさを目指し、低めの温度で殺菌するようにリニューアルしました」(村上さん)。

 炭酸飲料のペットボトルは炭酸ガスの圧力に耐えられるよう、圧力が均等にかかる丸形が採用されている。そのペットボトルにもこだわりがあるという。「ボトルの首の部分が細くなっています。こうすることで流量が増え、飲んだ時に喉までダイレクトに炭酸水が入るようにしています」と明かす。

 外出自粛の影響で外食の機会も減っており、無糖炭酸水は焼酎やウイスキーなどの「割材」としても需要も高まっている。微量の果汁を含みつつ無糖の炭酸水は、コロナ禍の影響で運動する機会が減り「コロナ太り」を気にするユーザーのニーズにもマッチしているという。

 欧米では食事の際に炭酸水を飲むことが多いが、日本でも幅広いシーンで飲まれる機会が増えているようだ。村上さんは「今年に入って、通勤途中や街でも炭酸水を飲んでいる人をよく見かけるようになりました。炭酸水が広がっているのはとても嬉しく、ブランド担当者として、つい声をかけたくなってしまいます」と目を細めた。

SankeiBiz編集部
SankeiBiz編集部 SankeiBiz編集部員
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