前回の、楽しい車中泊に欠かせない「事前準備」に続き、今回は実際に4泊5日で車中泊をした体験をご紹介します。
基本的には車で移動しながら、人がほぼいない場所を選んで外で身体を動かし、また車に戻る、という生活でした。
車の中で寝泊まりすると、荷物の運搬やテントの設営撤収といった大人の負担がほぼゼロなので、今までのキャンプ泊と違ってとにかく身体がラク! これなら何泊でもできそう! というのが私たち夫婦の感想です。
日中は子供たちと遊びつくすので、夕方には心地よい疲れが。車の中では手足を伸ばしてゆったりと過ごしたくなります。それを実現するために荷物は最小限とし空間の確保を優先させました。
また、旅行の醍醐味でもある「食事」を充実させるには? も考えました。
今回は、「食事」と「荷物の量」に焦点をあてて、工夫したポイントをシェアします。
家族5人で一日1万円以下を目指す
車中泊の場合もキャンプと同様に一日3食をどうするか? を自分たちで考えなければなりません。
つい財布の紐が緩んでしまって「今日はラクして外食…」が毎食となってしまいそうな我が家。そこで、「一日1万円以下」とルールを設けて、長男(小6)に管理を任せることにしました。
出発前に家族会議をした結果、
【朝食】
- ご飯を炊いておにぎり
- インスタントのお味噌汁(もしくはスープ)
- 夕食の残りもの
【昼食】
- 自由に
【夕食】
- ご飯を炊く
- インスタントのお味噌汁(もしくはスープ)
- サラダ
- テイクアウトしたお惣菜
とすることにしました。今思うとこのように、メニューのイメージを先に立てておいたことが大正解!
持っていく家電(電気調理鍋・電気ケトル)、そして食材が明確になったのです。そして旅行中も、毎晩、家族みんなで「今日は何を食べようか?」と話し合う時間が楽しいものになりました。
例えばある日の夕食は、
といった具合です。長男が残高を計算し、それをもとにみんなで「食後用にイチゴ買えそう?」などと話合うのもとても楽しかったです。
荷物の量を最初に決めておく
荷物の中で嵩張るのが「寝具」と「衣類」です。
寝具については、事前に家の前で車中泊を重ねた(関連記事)ことで必要な荷物を厳選することができました。衣類についても最小限とし、コインランドリーを活用しよう! と決めました。
コインランドリーはその場の雰囲気がそうさせるのか? はわかりませんが、各自が積極的に自分の衣類を畳むので、スムーズに家事シェアできて助かります。
さらに我が家では帰宅前に外泊で使ったモノ全てをコインランドリーで洗います。そうすることで帰宅後に洗濯に追われなくなくなるのでオススメですよ。
また、収納グッズも厳選しました。
- 無印良品の収納ボックス:椅子やテーブル代わりに使える
- ニトリのインボックス:軽くて積み重ねることができ、スペースを有効に使うことができる