新時代のマネー戦略

あなたの「購入嗜好」は何タイプ? 潜在的なお金のリスクをデータで分析 (2/4ページ)

カクワーズ
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タイプ1 「高価格・長使い買い」

▼欲しい物は妥協しない。「貯め力」もトップ

 タイプ1は、1~3に該当する人です。特に特徴的な価値観は、「本当に欲しい物は、高くても妥協せず買いたい」。長く使えるもの、よいものは予算を気にせず買いたいと考えるタイプです。ただ、「何事も予算を決めて計画的に買う」は低いことから、じっくり選んで買うタイプではなさそうです。

 買い物の決め手も「どうしても欲しい気持ちがある」「ときめきを感じる」が高く、口コミなどの評価はあまり気にしません。年間貯蓄額(年間貯蓄額を回答した人の平均)は、75万円で6タイプ中トップ。暮らしの満足度も49.3%と平均(39.0%)より高く、順調な生活であることをうかがわせます。

▼隠れ浪費体質。使っていいお金だけ持つこと

 一方、タイプ1には、「クレジットカードを使いすぎてしまう」「あればあるだけ使ってしまう」などが平均より高く、浪費体質な面もあるようです。お金を使うことが、基本的に好きなため、節約はどちらかといえば苦手。家計簿も「ただなんとなく」つけているため、予算管理は得意ではないでしょう。貯める口座と使う口座をしっかり分け、日頃から使い切っていいお金だけ見る仕組みを持つと安心です。

タイプ2 「衝動・今気分買い」

▼「今」が大事で、お金を計画的に使うのは苦手なタイプ

 タイプ2は、4~9に多く該当する人です。最も特徴的な価値観は、「安いものを、気分に合わせて買い替えたい」。「できるだけ安くお得に買いたい」は価値観として平均より低いことから、安さよりも気分を重視したいタイプと考えられます。

 「『いいね』と言われるものを買いたい」「周りに見劣りしないものを買いたい」など、やや見栄を張る消費の傾向も見られ、「自分へのご褒美」や「衝動買い」についても肯定的。反対に、「必要なものを必要な量だけ買いたい」「よく比較検討したい」など、買う前に検討する姿勢はあまりなく、どちらかといえば、財布のひもはゆるめといえるでしょう。

▼見通し力を高めるとムダのない家計に。冷蔵庫の掃除を

 「今」を重視するためか、その場の勢いで衝動買いもよしとしているのが、家計的にはムダが出やすく課題です。実際、「食材をつい買いすぎてしまう」の値がデータとして高くでているのも、食べ切れる量を考えずに買ってしまう結果と思われます。

 家計簿はアプリ派が6割ですが、ムダを減らすには「買ったのに使っていないもの」を見るほうが近道。まずは冷蔵庫の掃除をすることで、自分が買いすぎたり、使いきれずにムダにしたりする食材に気づけます。必要な分だけ買うにはどうすればよいかを考えられ、計画的な買い物につながっていくはずです。

タイプ3 「安い・お得志向」

▼将来が不安で安さ以外は重視せず

 タイプ3は、10番の項目に該当し、他は低い人です。まず値段が安いかどうかを見るタイプで、買い物の決め手も「値段が安い」「ポイントがつく」が高くなっています。

 節約派にも見えますが、年間貯蓄率は57.5%で6タイプ中4位、平均貯蓄額は60万円で5位。家計簿率も低く、家計管理力や貯め力はそこまで高くありません。暮らしの満足度も、34.2%と平均より低めです。収入や将来に対する不安が、ストレスの原因になっており、そこが「安さ」を求める背景にもつながっていそうです。

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