「金持ち」と「貧乏」体質の分かれ目は罪悪感

2016.2.20 17:18

 世の中は、「金持ち体質」と「貧乏体質」の人に分かれています。そして大抵、貧乏体質人は、自分がそれだとは気付いていません。まず図で自己診断してみてください。

 Aを選択したあなたは、残念ながら貧乏体質の可能性大。一見いい選択に思えますが、なぜだめなのでしょうか? あなたは、「Bを選ぶと罪悪感を持ちそうだな」と思いませんでしたか?

 実は「金持ち体質」と「貧乏体質」の大きな違いが、この「罪悪感」なのです。

 金持ち体質の人は、自己肯定感がとても高い傾向があります。自分の目標や欲求がはっきりわかっているので、それに向かってためらうことなく行動できます。

 そして自分を信じているので、確実に自分に利益をもたらすものを見極め、それにしか投資しません。

 そんな明確な「自分基準」のスタンスがさらに選択眼を育てるので、自然とお金が手に入るようになるのです。

 一方、貧乏体質の人は、自己評価の低さと罪悪感の強さが混ざり合っています。自分が楽をすると相手に悪いなあと思ったり、相手が困っているとついその人のために頑張ってしまう。

 心が他者に縛られて自分の意思がない。だから許可を得ないと何もできないと思っている……。そんな人にお金が入るわけがありません。

 この貧乏体質から抜け出すには、自分で決断し、行動するほうに焦点を合わせる必要があります。それが自己信頼を高め、金持ち体質を作る着実な成功法なのです。

 (心理カウンセラー 石原加受子)

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