日本海側の降雪続く 14日も北陸、東北など警戒を

2018.2.13 18:53

 強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に13日も雪が続き、鉄道の運休が相次ぐなど交通に影響が出た。大雪はピークを過ぎたが、14日は低気圧の影響で東北を中心に雪や雨になる見込みで、気象庁が注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、13日夕までの24時間で、新潟県や福井県では40~60センチの雪が降った。大雪が続いた東北から中国の日本海側で平年の3~10倍の積雪となり、北海道幌加内町の幌加内で279センチ、山形県大蔵村の肘折で438センチ、福井県越前市の武生で130センチなど、5カ所の観測点で観測史上最大を記録した。

 JR各社によると、日本海側を中心に在来線で終日運休や遅れが相次ぎ、朝には山形新幹線も一部運休した。

 14日は前線を伴った低気圧が日本海を東に進むため、東北を中心に北海道や北陸でも雨や雪が続くところがあり、引き続き交通障害や雪崩などに注意が必要だ。

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