コミュニティーの人々に教えてもらったこの確かなことを大切にしながら、私は自分の置かれた場所で、自分なりに精いっぱい、良い支援を続ける努力を続けていこう。そう思いながら、初めてのネパールを後にした。(文:ワールド・ビジョン・ジャパン 蘇畑光子/撮影:ワールド・ビジョン・ジャパン/SANKEI EXPRESS)
■そばた・みつこ 恵泉女学園大国際社会文化学科卒業後、2006年7月からワールド・ビジョン・ジャパン勤務。国内での新規支援者の募集と広報を担当した後、13年4月から南アジア諸国(ネパール、インドネシア、スリランカ、フィリピン)の支援事業の監理を担当。
■ワールド・ビジョン・ジャパン キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。www.worldvision.jp/inochinoki/