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シャネル・ネクサス・ホールに響く真実の調べ 指揮者・大山平一郎氏と若手音楽家たちによる室内楽 (3/3ページ)

2013.11.26 16:30

3夜連続公演の最後を飾ったドボルザークの弦楽六重奏曲。左から時計回りに千葉清加、長尾春花、金子鈴太郎、辻本玲、大山平一郎、中田美穂の各氏(小原泰広氏撮影、提供写真)

3夜連続公演の最後を飾ったドボルザークの弦楽六重奏曲。左から時計回りに千葉清加、長尾春花、金子鈴太郎、辻本玲、大山平一郎、中田美穂の各氏(小原泰広氏撮影、提供写真)【拡大】

  • アーティスティックディレクターを務める指揮者でビオラ奏者の大山平一郎氏。若い演奏家の自発的な音楽に期待を寄せながら、音楽の本流を追究する(小原泰広氏撮影、提供写真)

 プログラムにはベートーベン、シューマン、ブラームス、ドボルザーク、ドホナーニ、ポッパー、ブリッジと18世紀から20世紀にかけて活躍した作曲家が並ぶ。ドイツ、チェコ、ハンガリー、英国と出自もさまざまだが、どれも私淑、師弟、共演と精神的に固く結ばれながら大山さんの師へと伝承され、ネクサス・ホールに響いた音楽と一本の線でつながっている。

 先人が新しい才能を見いだし、手をさしのべ、新しい世界が生み出されていく。その営みは、若き日のピカソやストラビンスキー、コクトーを支援し、世に送り出したシャネルの創始者、ココ・シャネルの精神と響き合うかのようだ。

 ≪新しい力で新たな感動を≫

 「若い演奏家とともに考え、演奏して、音楽の本流を追い求めています。若い音楽家に何かを与えるのではなく、彼らが何を考え、何をなそうとしているかについて、いつも期待を膨らませています。彼らがどのような世界を目指しているかに触れることで、たくさんのことを教えられ、目を開かされます。新しい力を得ながら音楽の新たな感動を生み出したいと願っています」(谷口康雄/SANKEI EXPRESS

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