【MONEY】
毎年100万円までの投資なら運用益や配当などの収益が5年間は非課税となる少額投資非課税制度(NISA)が1月にスタートした。個人が資産運用しやすい点が好感され、銀行や証券会社に開設された専用口座数は業界の予想を上回る好調な滑り出しとなっている。
半面、投資にはリスクがつきもので、これまで株式や投資信託への投資経験がなく、NISAで投資への第一歩を踏み出す初心者には、投資に対する心構えや基礎知識を身に付けることも求められる。
「投信メーカー」の視点で
こうした投資の初心者に頼りになる存在が、日興アセットマネジメントが開設したウェブサイト「投資信託のメーカーで学ぶNISA」(www.nikkoam.com/nisa)だ。日興アセットは投信の開発や運用を手掛ける、いわば「投信のメーカー」で、銀行や証券会社と違い、一般の個人に投信を直接販売することはない。それだけに、サイトでは「できるだけニュートラルな姿勢で投資に対する基本的な考えを示した」(今福啓之・投信営業本部副本部長)。