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台湾 中国との対話で浮上した思惑 (1/4ページ)

2014.2.14 11:40

中国・江蘇省南京市(省都)

中国・江蘇省南京市(省都)【拡大】

 【国際情勢分析】

 台湾で対中国政策を主管する行政院大陸委員会の王郁●(=王へんに奇、おう・いくき)主任委員(44)が2月11日、初めて中国を訪れ、江蘇省南京市で、中国国務院台湾事務弁公室の張志軍(ちょう・しぐん)主任(いずれも閣僚級)との公式会談を行った。1949年の中台分断後初の主管官庁トップ同士による直接交流で、王氏は「両岸(中台)関係は新たな章に入った」と意義を強調。今後当局間の直接交流の常態化が予想されるが、将来の「台湾統一」をめざす中国が、台湾の馬英九政権に対し「政治対話」進展を求めて加えてゆく圧力の前で、中国からは経済的うまみをひきだしつつも、政治的には一線を画したい台湾側の微妙なかじ取りの行方が注目されている。

 「中華民国」への言及

 「国父・孫中山(孫文(そん・ぶん))先生が創建されたアジア初の民主共和国-中華民国はすでに103年を迎えた」

「中台の対等な立場」が会談の前提 野党・民主進歩党や台湾社会向けに強くアピール

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