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「感動」を売る番組の怪しさ 渡辺武達 (1/4ページ)

2014.2.26 10:35

2013年3月10日、宮城県石巻市の市立湊小学校で開かれた演奏会に出席した佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(右から2人目)。被災地のための鎮魂曲が、初披露された(地主明世撮影)

2013年3月10日、宮城県石巻市の市立湊小学校で開かれた演奏会に出席した佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(右から2人目)。被災地のための鎮魂曲が、初披露された(地主明世撮影)【拡大】

 【メディアと社会】

 ソチ冬季五輪が開かれていたロシアと日本との時差は5時間あり、この2週間は日本国民の多くが深夜のはらはらドキドキで睡眠時間を奪われた。「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い」というのは、メダル追求型スポーツの常識であり、人気選手の存在と、自己の利益が相関していることを熟知しているメディアや大会運営者は、人気選手を中心とした報道を行う。

 平たく言えば、メダルを獲得した者がヒーロー、ヒロインであり、メダルが叶わないと感動物語路線となる。メディアのスポーツ報道は「シングル・イシュウ」(その時点での最大関心事)を作り出す傾向が強いことが、改めて鮮明になった。

 責任免れないNHK

 そのソチ五輪の報道に少しだけ関係しながら、期間中のメディアでの扱いが小さくなったが、メディアがその根本において大きな責任を問われるべき問題がある。フィギュアスケート男子に出場した高橋大輔選手がショートプログラム(SP)で使用した楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」の作曲者が、「全聾(ろう)」の佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏ではなく、代作者によるものだった件である。

NHK、5年も取材して気づかず 釈明「放送当時、本人が作曲していないことに気づくことができませんでした」 

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