サイトマップ RSS

愛しのラテンアメリカ(9)メキシコ 時代またいだ遺跡 古代を思う (1/3ページ)

2014.5.18 12:30

パレンケ遺跡周辺には緑が繁茂している=メキシコ(緑川真実さん撮影)

パレンケ遺跡周辺には緑が繁茂している=メキシコ(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • 今でも残っている先住民文化。広場の片隅では煙や草木を使って邪悪なエネルギーを追い払う儀式を行っていた=メキシコ・首都メキシコ市(緑川真実さん撮影)
  • かたくなに撮影を拒否した先住民の男性=メキシコ・サンファンチャムラ(緑川真実さん撮影)
  • 市場近くの道端でニワトリを売る男性と値段交渉中のお客の女性=メキシコ・オアハカ周辺の村(緑川真実さん撮影)
  • 丸太や板を組み合わせた簡素な住居が多い=2012年12月15日、メキシコ・チアパス州サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(緑川真実さん撮影)
  • 大人から子供まで先住民の人々はよく働く。市場で率先して働いていたのは女性だった=2012年12月24日、メキシコ・チアパス州サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(緑川真実さん撮影)
  • メキシコ・首都メキシコ市

 メキシコ全土に点在する古代都市群は、言わずと知れたメキシコの魅力の一つ。年に2回春分と秋分の日に、大蛇ククルカンの胴体が影によってピラミッドに出現することで有名なマヤ文明の「チチェン・イッツァ」や、800年もの間誰にも知られることなく、鬱蒼(うっそう)とした熱帯雨林の中に眠っていた「パレンケ遺跡」など。16世紀にスペイン軍がメキシコに上陸する前の、時代をまたいだ数々の古代遺跡が残っている。

 メキシコ滞在中は、いくつかの遺跡を訪れた。そのうちの一つ、首都のメキシコ市からバスで1時間、約50キロ離れた場所に、ラテンアメリカ最大の都市遺跡「テオティワカン」がある。数十メートルはある幅広のメーンストリート「死者の道」に沿って、高さ65メートルの太陽のピラミッドや、高さ42メートルの月のピラミッドが建つ。上に登っては、周辺の山々を眺めたり、周囲の乾いた音に耳を澄ませ、当時の都市の様子や暮らし、現代とはまったく異なるであろう人々の世界観に想像を巡らせた。

多様な「メキシコ人」 歴史が生んだ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ