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「習政権が天安門見直し」 打ち砕かれた希望 (3/4ページ)

2014.6.6 11:15

  • 中国・首都北京市

 また、現政権ナンバー2の李克強(り・こくきょう)首相(58)は、党の下部組織で長年、青少年教育の仕事を担当し、天安門広場に陣取った多くの学生リーダーとも交流があった。事件当初、大学生らのデモに理解を示していたともいわれる。

 「習主席と李首相が協力して、共産党の負の遺産を清算してくれるに違いない」。そんな希望的観測が関係者の間で流れるのはたやすいことだった。

 習政権が1989年の武力弾圧について謝罪すれば、国内外で高い評価を受けるのは間違いなく、政権にもプラスになるだろう-多くの人がそう考えたのだ。

 再評価を拒む3つの理由

 しかし、習政権は天安門事件を再評価するどころか、胡錦濤(こ・きんとう)前政権よりも厳しい姿勢をとった。その理由として、改革派の党古参幹部は以下の3つを挙げる。

天安門事件について謝罪すれば…

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