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知るよりも、感じる宿 里山十帖 幅允孝 (1/5ページ)

2014.6.17 15:15

「里山十帖」の大きな柱は雪国の降雪の厳しさを伝える(提供写真)

「里山十帖」の大きな柱は雪国の降雪の厳しさを伝える(提供写真)【拡大】

  • 雑誌「自遊人」(自遊人刊、802円、提供写真)
  • 「実録!『米作』農業入門」(岩佐十良著/講談社、1728円、提供写真)
  • 「一度は泊まりたい有名宿_覆面訪問記」(角川マガジンズ、1620円、提供写真)
  • 「温泉批評」(双葉社、905円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 【本の話をしよう】

 『自遊人』(1)という雑誌が好きでよく読んでいる。食べ好き、旅好き、温泉好きの僕にとっては、つぼにはまる特集が多い。そして、雑誌の作り手の顔が見える姿勢にも安心と共感を覚える。これだけ多くの情報が日々流れるなか、主語を全開にした確かな情報にだけ、時間を割く自分でいたい。

 編集部を新潟へ

 その『自遊人』の顔である編集長の岩佐十良(とおる)さんが、またユニークな方なのだ。けっこう思い切りのよい人なのか、2004年には東京・日本橋にあった編集部を新潟県・南魚沼に引っ越し。米づくりを学ぶために関わるようになった土地に生活の軸を移し、雑誌編集だけでなく、その地でつくられた作物を企画、加工し、販売するシステムをつくったりもしている。「メディアは発信する情報に最後まで責任を持つべき」という理念を地で行く、カラダ中心の思想家が彼なのかもしれない。エリック・ホッファーはサンフランシスコの湾港で沖仲仕をしながら哲学を研ぎ澄まし、山尾三省は屋久島で百姓をしながら詩を書いたのだが、岩佐さんは南魚沼で米を作りながら、メディアの在り方を考え続けるというわけだ(2)。

 一方で、彼の著書である『一度は泊まりたい有名宿 覆面訪問記』(3)は、僕が次の旅先を夢想するとき、じつに愉しく読めるプラクティカルな1冊だ。

地場の鏡であれ

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