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知るよりも、感じる宿 里山十帖 幅允孝 (3/5ページ)

2014.6.17 15:15

「里山十帖」の大きな柱は雪国の降雪の厳しさを伝える(提供写真)

「里山十帖」の大きな柱は雪国の降雪の厳しさを伝える(提供写真)【拡大】

  • 雑誌「自遊人」(自遊人刊、802円、提供写真)
  • 「実録!『米作』農業入門」(岩佐十良著/講談社、1728円、提供写真)
  • 「一度は泊まりたい有名宿_覆面訪問記」(角川マガジンズ、1620円、提供写真)
  • 「温泉批評」(双葉社、905円、提供写真)
  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 蟹頼み、牛頼みを筆頭に、調理の質より、素材の有名性に頼った宿にがっかり。部屋のテラスに露天風呂をつくっておけばモダンだと信じ、平気で料金を上乗せしている宿にしょんぼり。バトラーサービスは人員の配置問題だと思い込み、オーダーをかなえることより駆けつけることに力点を置いてしまっているホテルにもがっくり。ついでにいうなら、テレビの裏や部屋の四隅が汚い宿は逃げ出したくなります。

 うるさい客といわれても仕方ないけれど、宿の主になめられたまま高い料金を素直に払い続けるゲストにはなりたくない。勘違いのセンスに払うお金も惜しい。宿という場所は家から離れた場所で風雨をしのぎ眠るだけでなく、それぞれの地場の鏡であってほしい。そして、自分にとっての安らかな非日常であってほしいのだ。

 自然と心地よく

 そして話は『自遊人』に戻ります。じつは編集長の岩佐さん、このほど旅館経営をはじめたというではないか。本当に思い切りのよい人である。宿の名は「里山十帖」。新潟・大沢山温泉の廃業した旅館を譲り受け、2年弱の時間をかけてリノベーションを行ったそうだ。

 東京駅から68分で越後湯沢駅に到着。そこから車で30分程の山上に「里山十帖」はあった。雪国の降雪の厳しさを伝える母屋の大きな柱は築150年という歴史と降雪、両方の重みを感じさせるものだった。

春の野菜の力強さ

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