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3ピース 理想の雰囲気、勢い SISTER JET (1/3ページ)

2014.6.18 13:35

  • 音楽評論家、藤田琢己さん(提供写真)

 2008年に音源デビューしたバンドSISTER JETは、ガレージロックのような勢いと、邦楽に通じるようなメロディーで独自のグルーブを生み出し続けてきたバンドだ。12年にベーシストが脱退すると、2人組として活動を続けたのがユニークだった。実質2人組としての音源は1作、そしてサポートメンバーとしてベースにカジヒデキ、キーボードに堀江博久を迎えて制作された作品が1作あり、昨年(2013年)末にベーシスト、オオナリヤスシが加入し、3ピースバンドに戻った。現在のメンバーによって制作されたニューアルバム「×××(バツバツバツ)」が6月11日、リリースされた。

 デビュー当時から知っている筆者としては、初期に戻ったようなエネルギー、自由なアレンジアイデアや歌詞世界が聴いて取れ、のびのびと演奏しているバンドの姿が目に浮かんだ。

 「第二の初期衝動ですね」とはボーカルギターのWATARU.Sの言葉だ。2人で音を作ったり、サポートを入れて音を鳴らすより本来このバンドが理想とする形で鳴らされている、一番いい音なのであろう。新加入のオオナリは、もともと同じマネジメントの別のバンドにいたこともあり、古くから知っている仲というのも重要な要素だ。

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