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ブラジルに魅せられたDJたちのプロジェクト ジャイルス・ピーターソン、ファットボーイ・スリム (1/3ページ)

2014.6.18 15:00

フランス出身で英国在住のDJ、プロデューサー、ジャイルス・ピーターソン(提供写真)

フランス出身で英国在住のDJ、プロデューサー、ジャイルス・ピーターソン(提供写真)【拡大】

  • 英国出身のミュージシャン、DJ、ファットボーイ・スリム(提供写真)
  • アルバム「ブラジル・バン・バン・バン」(ジャイルス・ピーターソン・プレゼンツ・ソンゼイラ、2700円)。発売中(提供写真)
  • アルバム「ファットボーイ・スリム・プレゼンツ・ベン・ブラジル」(ファットボーイ・スリム、2700円)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)

 ここしばらくブラジル関連のアーティストを紹介しているが、まだまだネタが尽きない。ブラジル音楽は、サンバに代表されるようにリズムに特徴がある。そのため、古くから世界中のダンスミュージックのトラックメーカーたちが素材に使ってきたし、実際にその中から名曲やヒットも多数生まれている。今回は少し視点を変えて、英国のDJ2人によるブラジル・プロジェクトを紹介しよう。

 現地でセッション

 まずは、ジャイルス・ピーターソン。アシッドジャズやトーキンラウドといったレーベルを牽引(けんいん)してきたプロデューサーでもあるDJだ。1980年代以降のレアグルーブと呼ばれるムーブメントを生み出した張本人だけに、クラブジャズやヒップホップはもちろん、ラテンやブラジル音楽にも造詣が深い。

 そんなジャイルスによる最新のプロジェクトがソンゼイラの「ブラジル・バン・バン・バン」。これは彼がブラジルに乗り込み、現地のミュージシャンとセッションする企画。パット・メセニーとの共演でも知られるパーカッション奏者、ナナ・ヴァスコンセロスの土着的なリズムに始まり、サンバとファンクの融合を展開するエルザ・ソアレスやセウ・ジョルジ、エレクトロなども取り入れる鬼才ルーカス・サンタナといった人選にうならされる。実際出てくるサウンドも、実験的ながら踊れるという絶妙なバランス。このセンスは他人にはまねできないプロデュース力のたまものといえるだろう。

名曲、現代風に

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