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巨大化する世界飲料大手 日本勢出遅れ サントリー次期社長・新浪氏「本当のグローバル企業に」 (1/4ページ)

2014.7.2 10:40

会見後、自社製品を持ち笑顔を見せる佐治信忠(さじ・のぶただ)会長(左)とサントリーHDの新社長に決まった新浪剛史(にいなみ・たけし)氏(右)=2014年7月1日午後、東京都港区(大里直也撮影)

会見後、自社製品を持ち笑顔を見せる佐治信忠(さじ・のぶただ)会長(左)とサントリーHDの新社長に決まった新浪剛史(にいなみ・たけし)氏(右)=2014年7月1日午後、東京都港区(大里直也撮影)【拡大】

  • 飲料を扱う主な世界企業=2013年12月期、2013年12月末時点の為替レートで計算。数字は売上高順位。三井物産戦略研究所調べ

 サントリーホールディングス(HD)の佐治信忠(さじ・のぶただ)会長兼社長(68)と、10月1日付で次期社長就任が内定した新浪剛史(にいなみ・たけし)氏(55)が7月1日、東京都内で記者会見した。

 新浪氏は「サントリーの文化を継承しながら、本当のグローバル企業を目指したい」と抱負を語り、積極的な海外展開を目指す考えを示した。

 新浪氏は、ことしの米酒造大手ビーム社の買収で「販路が増えた。それをいかに生かすかだ」と強調し、世界的に酒類事業の収益を強化する方針を明らかにした。外部からのトップ就任には「会社の中を理解し、対話することが大事だ」と述べた。

 佐治氏は「新浪さんは(サントリーの社風を表すとされる)『やってみなはれ』の人だった」と新浪氏を起用した理由を説明。「私と二人三脚で経営のかじを取っていこうと思う」と話した。売上高4兆円の目標には「M&A(企業の合併・買収)を仕掛けないといけない」とし、今後3~5年は経営に携わる意向を表明した。

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