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川内原発「合格」 今秋にも再稼働 規制委、火山やサイバーテロ対策評価 (4/4ページ)

2014.7.17 10:15

図表を使いながら新規制基準の要点などについて説明する原子力規制委員会の田中俊一(しゅんいち)委員長=2014年7月16日、東京都港区の原子力規制委員会(大里直也撮影)

図表を使いながら新規制基準の要点などについて説明する原子力規制委員会の田中俊一(しゅんいち)委員長=2014年7月16日、東京都港区の原子力規制委員会(大里直也撮影)【拡大】

  • 九州電力川内(川内)原発1、2号機の安全対策=2014年7月16日現在
  • 九州電力川内(せんだい)原発=鹿児島県薩摩川内市

 規制委は新基準とは別に火山影響を評価するガイドを作成し、必要な地点に地殻変動の監視のため衛星利用測位システム(GPS)を置くように九電に要請した。

 新基準のテロ対策では、原子炉建屋に故意に航空機が突っ込んできても耐えられる構造を要求する。審査書案では、放水砲を用いた消火の手順や現場へのアクセスも確認し、「設備などが同時に機能喪失しないよう十分な配慮を行うなど、適切なものと判断した」と記した。

 サイバーテロも審査項目に入れた。「情報システムに対する外部からのアクセスを遮断する設計とする」という九電の申請を、審査書案では「核物質防護対策として確認した」とし、新基準への適合を強調した。(SANKEI EXPRESS

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