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【STAP細胞】序盤でつまずき 万能性確認できず 検証実験中間報告 (3/5ページ)

2014.8.28 09:30

STAP現象の検証の中間報告が行われたが、現時点では「検出できていない」の一点張りだった=2014年8月27日午後、東京都墨田区(大橋純人撮影)

STAP現象の検証の中間報告が行われたが、現時点では「検出できていない」の一点張りだった=2014年8月27日午後、東京都墨田区(大橋純人撮影)【拡大】

  • 【STAP細胞】理化学研究所の検証実験=2014年8月27日
  • 【STAP細胞】理化学研究所の検証実験計画と中間報告=2014年8月27日

 「ない」証明困難

 一方、小保方氏は理研チームとは別に、独立して検証実験を行う。4月の会見で「作製にはコツがある」と話しており、論文に沿った手法で自ら証明できるか注目される。現在は準備中で、作製の実験はまだ開始していないという。

 理研チームがこのままSTAP細胞を作製できなかった場合でも「存在しない」と科学的に結論付けることはできない。「ある」ことは証明できても、「ない」ことの証明は難しいからだ。理研幹部は「小保方氏が作製できなければ、ないとの結論になる」と話す。理研が小保方氏の検証実験を6月末に急遽(きゅうきょ)、容認したのは、細胞が存在しないことを前提にした動きとの見方もある。(SANKEI EXPRESS

 ≪理研、再生研の規模半減へ 名称も変更≫

 STAP論文の不正問題をめぐり、組織の見直しを進めている理化学研究所は8月27日、研究不正の再発防止に向けた改革計画を発表した。小保方晴子(おぼかた・はるこ)研究ユニットリーダーが所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は「解体的な出直し」として規模を半分程度に縮小し改組。幹部を一新し名称も変更する。

「多細胞システム形成研究センター」(仮称)に名称変更

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