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【御嶽山噴火】座り込む女性、右手が動いた (3/3ページ)

2014.9.29 09:05

御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)山頂付近で石像の石垣に寄りかかり救助を待つ女性。右手を小さく震わせ、助けを求めた=2014年9月28日午前11時31分、長野県木曽郡王滝村(本社チャーターヘリから、大山文兄撮影)

御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)山頂付近で石像の石垣に寄りかかり救助を待つ女性。右手を小さく震わせ、助けを求めた=2014年9月28日午前11時31分、長野県木曽郡王滝村(本社チャーターヘリから、大山文兄撮影)【拡大】

  • 2014年9月27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)が噴火した=※地形は「カシミール3D」で作製

 山小屋は火山灰に覆われ、鈍く光る。石が落ちてきたのだろう。屋根には車ほどの大きさの穴が何カ所も空き、爆撃を受けたかのよう。山頂の石像は頭部が欠け、鳥居も破損していた。

 周囲では自衛隊のヘリ数機が山肌をなめるように飛び、登山客を捜す。「ここにいます!」。無線では、報道ヘリが救助隊のヘリに報告する声も入り乱れた。

 午後3時半ごろ、降灰の少ない中腹で、自衛隊のヘリが接近を数回試した後に滞空し、ロープを垂らし始めた。待機していた救助隊数十人は、担架に乗せた登山客をロープにくくりつける。ヘリは登山客を引き上げると、約10分後には、近くのグラウンドまで飛んでいった。(荒船清太、本社チャーターヘリから/SANKEI EXPRESS

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