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誰かと誰かを引き合わせてくれるもの 「ふたつのしるし」著者 宮下奈都さん (1/3ページ)

2014.10.26 11:05

地元・福井で夫と子供3人で暮らす。夫婦そろって読書好きという作家の宮下奈都(なつ)さん。「今回は珍しく夫がほめてくれたんです。理屈抜きで幸せな気持ちになれたって。ホッとしました」と笑う=2014年10月22日(塩塚夢撮影)

地元・福井で夫と子供3人で暮らす。夫婦そろって読書好きという作家の宮下奈都(なつ)さん。「今回は珍しく夫がほめてくれたんです。理屈抜きで幸せな気持ちになれたって。ホッとしました」と笑う=2014年10月22日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 「ふたつのしるし」(宮下奈都著/幻冬舎、1300円+税、提供写真)

 【本の話をしよう】

 書店員の熱烈な支持を受けて話題となった『スコーレNo.4』など、日常の丁寧な描写に定評がある作家、宮下奈都(なつ)さん(47)が、新刊『ふたつのしるし』を刊行した。優等生の女子と落ちこぼれの男子。生きることに不器用な2人の、ささやかな希望の物語だ。

 物語は2人の「ハル」を主人公に、交互に語られていく。生まれ育った環境も性格も、年齢すらも違う。共通するのはどこか生きづらさを抱えていることだけ。そんな2人はやがて互いに輝く“しるし”を見つけて出会う-。

 好きなものは地図と蟻。夢中になると他のものが見えなくなってしまう一風変わった男の子、それが温之(はるゆき)だ。「温之を書きたくて、この物語を書き始めました」。温之のキャラクターのヒントは自身の長男から。「ずーっと校庭で蟻を見つめているような男の子。今15歳ですが、物心ついたのはいつかと聞いたら、なんと10歳だと言う。遅っ(笑)! この子の目にはどういう風に周りが見えているんだろうという興味と、王道ではなくても、いつか自分なりの幸せを見つけてほしいという祈りのような思いが、温之という人物へとつながっていきました」

普通の人を書き続ける

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