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作品と作家の声 そしてダンスミュージック 「DOMMUNE UNIVERSITY OF THE ARTS」 椹木野衣 (1/5ページ)

2014.10.27 11:00

堀浩哉「起源-naked_place-1」(2011年)

堀浩哉「起源-naked_place-1」(2011年)【拡大】

  • UKAWA_NAOHIRO「DJ_JOHN_CAGE_AND_THE_1000_WORLD_WIDE_DJS」(2014年)
  • 森山大道「『ラビリンス』より」(2012年、右)。蜷川実花「EVERLASTING_FLOWERS」(2005年、左奥)
  • 田名網敬一「Thousands_hands_of_buddha」(2008年)
  • 会田誠+21st_Century_Cardboard_Guild「MONUMENT_FOR_NOTHINGII」(2014年)
  • 椿昇氏(左)と茂木健一郎氏の対談収録。手前の撮影者は宇川直宏氏=2014年10月21日、東京都千代田区の複合文化施設「3331アーツ千代田」(原圭介撮影)
  • 複合文化施設「3331アーツ千代田」=東京都千代田区(野村成次撮影)

 【アートクルーズ】

 実に画期的な展覧会だ。いや、展覧会というのは正しい言い方ではない。これはもっとはるかに複雑きわまる試みなのだ。その仕掛けを解きほぐすことから始めてみたい。

 会場には20人からなる作家の作品が並んでいる。一見しては普通のグループ展に見えなくもない。しかし、来場者はすぐに作品の脇に、小型のモニターが添えられているのに気付くだろう。映し出されているのは、展示されたアーティストのインタビュー画像である。が、なぜだろう。映っているのもあれば、映っていないのもある。実はこれらの映像は、会場の奥にしつらえられた特設スタジオへと会期中に各アーティストを順次招き、その様子を公開のライブでインターネット中継し、終了すると、その翌日から順番に公開されていく仕組みなのだ。

 宇川直宏の試み

 つまり、展覧会のかたちをとっているけれども、これは静的な展示と動的な配信に加え、アーティスト自身の肉声を伝える記録作り(アーカイブ化)を同時進行させるという、いまだ例のない試みなのである。

インターネット中継局、ライブ会場、収録スタジオ、世界最小のクラブ

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