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認知症患者に本は必要か? 幅允孝 (1/5ページ)

2014.11.4 16:20

さやのもとクリニックのライブラリー(幅允孝さん提供)

さやのもとクリニックのライブラリー(幅允孝さん提供)【拡大】

  • 【本の話をしよう】ブックディレクター、幅允孝(はば・よしたか)さん(山下亮一さん撮影、提供写真)

 【本の話をしよう】

 認知症患者のための本棚。果たしてそんなものが必要なのだろうか?とあなたは考えるに違いない。

 11月の初旬に新しくできる佐賀市内の病院に本棚をつくる仕事をした。「さやのもとクリニック」という名のその医院は心療内科、なかでも認知症のケアを中心にした病院だ。そこの院長である亀谷さんと1年以上も前から何度も意見を戦わせながらできあがったライブラリーだが、果たして患者さんにはどういうふうに届くのだろうか? 今は期待と不安が入り交じったような気持ちだ。

 僕たちの好きな本を持っていっても、おせっかいにしかならない。そんなことはよく分かっているつもりだ。だから、ここの本棚をつくるときも、他の本棚と同じよう、どんな本棚にすべきなのか?のインタビューを重ねた。中でも、実際の認知症介護を経験された方々に本をお見せしながら率直な感想を聞いたインタビューでは、こちらの想像を超えるリアリティーを突きつけられる。スーツケースにいっぱいの本を詰め込み、佐賀まで出向いたのだが、まず重い本はNG。せっかく運んできたのに…。僕らの体は簡単だと思っているが、大きくて重たい本を手に持ってめくることは、相当な筋力が必要とされる。

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