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シェークスピアは「詩」 歌のうまさ必要だ 宮本亜門、西川貴教 舞台「ヴェローナの二紳士」 (1/3ページ)

2014.12.8 17:15

「西川(貴教)君(右)を『シェークスピア俳優として凄い』と言わせるのが僕の仕事」と話す宮本亜門さん=2014年10月3日、東京都千代田区丸の内(寺河内美奈撮影)

「西川(貴教)君(右)を『シェークスピア俳優として凄い』と言わせるのが僕の仕事」と話す宮本亜門さん=2014年10月3日、東京都千代田区丸の内(寺河内美奈撮影)【拡大】

 人気演出家、宮本亜門(56)とT.M.Revolutionの西川貴教(44)がタッグを組み、シェークスピア初期の喜劇を現代によみがえらせる。あす7日に東京で開幕する「ヴェローナの二紳士」で、1971年に米国で上演されたミュージカル版がベース。現代版に翻訳した「宮本版」はラテン音楽の要素もちりばめた、「めちゃめちゃ変わったシェークスピアになる」(宮本)という。

 「(出身地の滋賀県で)農家の蔵でバンドを始めた僕が、シェークスピアと向き合う日が来るなんて」と感慨深げな西川。対して宮本は「彼が『シェークスピア俳優としてすごい』とみんなに言わせたい」とハッパをかける。

 ミュージカル版「ヴェローナの二紳士」は、イタリアの片田舎ヴェローナからミラノに出てくる若者2人をめぐるドタバタの恋模様を軸に、ロックやポップスを背景にベトナム戦争や人種差別など、当時の社会問題も浮き彫りにした。翌72年にトニー賞の最優秀作品賞と最優秀脚本賞を獲得している。

 日本では75年に劇団四季が上演した程度で、それほど知名度の高い作品ではない。宮本は四季の舞台を見て感銘を受けて長年、上演の機会をうかがっていた。シ

ェークスピア生誕から450年の節目でもある今年、念願の上演にこぎつけた。

不思議と憎めない役

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