人権活動家は失望
中国当局に対するザッカーバーグ氏の露骨なまでのすり寄りに、中国の人権活動家らは失望と怒りの声をあげている。中国の著名な民主活動家、胡佳氏(41)はテレグラフ紙に「彼はネットの天才かもしれないが、中国の政治に対する理解度は3歳児並みだ」とこき下ろし、「(インターネットを規制する)中国における敵のトップ3は共産党、習近平、呂魏なのだ」と強調した。
一方、北京人民大学の張明教授(政治学)はテレグラフ紙に、ザッカーバーグ氏の一件は驚くに値しないと明言。「彼はビジネスマンであり、ビジネスとは所詮ビジネスなのです」と冷ややかな見解を示した。(SANKEI EXPRESS)