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ダンスパフォーマンス集団「梅棒」 演劇×J-POP 新感覚エンタメ (3/5ページ)

2014.12.11 11:45

「男ならやってやれ!!」はオタクの少年と悪ガキ少年とアイドルを夢見る少女、幼なじみ3人(写真前列の3人)の友情と恋の物語=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)

「男ならやってやれ!!」はオタクの少年と悪ガキ少年とアイドルを夢見る少女、幼なじみ3人(写真前列の3人)の友情と恋の物語=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)【拡大】

  • 3人の幼少時代を演じる子供ダンサーも熱演した=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)
  • フィナーレは出演者が勢ぞろいして舞台狭しとダンスを披露=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)
  • 「男なら、やってやれ!!」の舞台から誕生したアイドルグループ「ぷらちな娘。」。初めてリリースしたシングル「I’ll_always_be_with_you」は公演3日目で100枚が完売した=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)
  • 悪ガキ少年が入った暴走族チーム。写真中央の白い衣装が総合演出と振り付けを手がける伊藤今人(いまじん)さん=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)
  • 公演は梅棒の9人のメンバーだけでは成立せず、毎回ゲストが多数出演。ゲストの熱演も舞台の見どころになっている=2014年11月20日、東京都世田谷区の世田谷パブリックシアター(田中幸美撮影)

 はじめは楽しい曲で楽しく踊るのがスタンスだったが、演劇を専攻していた今人さんは「俺らは一人一人があまりうまくないけど、作り込んでお客さんを沸かせられるぜ」と思うようになる。そこで、わかりやすく盛り上げるには、J-POPを使おうという結論にたどり着いた。最初の曲は光GENJIだった。その後出演し大好評だった関東大学学生ダンス連盟のイベントに「ゲストで呼ばれるようになろう」と目標を設定。

 そんなある夜、今人さんは夢を見た。ある曲で、客がシーンと静まりかえり大滑りしてしまう。振り付けも完成していたが急遽(きゅうきょ)、曲をX JAPANの「Rusty Nail」に変更した。そして、初めて1曲の中で踊りながらストーリーを紡ぐという演劇をベースにしたスタイルを採用したのだ。

 これは大受けした。イベントの会場となった川崎のクラブチッタは大歓声で揺れた。今人さんは「これで合っていた。あの夢で曲を変えてよかった」と確信したという。さらに「今までに聞いたことのない歓声で、一番気持ちよかった」。05年のことだ。

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