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NY市警襲った憎悪の連鎖 警官2人射殺 直前に「黒人制圧死へ仕返し」 (1/3ページ)

2014.12.22 00:04

パトカーの中で銃撃され、死亡した警察官2人の遺体を載せた警察車両の車列を敬礼とともに見送るニューヨーク市警の職員たち=2014年12月20日、米ニューヨークのブルックリン地区(ロイター)

パトカーの中で銃撃され、死亡した警察官2人の遺体を載せた警察車両の車列を敬礼とともに見送るニューヨーク市警の職員たち=2014年12月20日、米ニューヨークのブルックリン地区(ロイター)【拡大】

  • アジア系のウェンジアン・リウ氏(AP)
  • ヒスパニック系のラファエル・ラモス氏(AP)
  • 米ニューヨーク市の5つの区(borough)の一つであるブルックリン

 米ニューヨークのブルックリン地区で20日、パトカーに乗って巡回していた警察官2人が待ち伏せしていた男に撃たれ、死亡した。男は近くの地下鉄の駅に逃げ込んだが、構内で頭部を撃って自殺した。男は事件直前、米国で白人警官が黒人住民を死亡させる事件が相次いでいることをネット上で非難し、警察への仕返しを示唆する投稿をしていた。ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長(53)は「これは暗殺だ。2人の警官は処刑のやり方で射殺された」と指摘、警官を標的にした犯行との見方を強調した。米国社会に高まる警察への反発が残忍な警官殺害にまでエスカレートしたことに大きな衝撃が広がっている。

 元彼女撃った後

 デブラシオ市長と並んで記者会見したニューヨーク市警のウィリアム・ブラットン本部長(67)によると、男はイスマイル・ブリンスリー容疑者(28)。容疑者は東部メリーランド州ボルティモアで20日朝、元ガールフレンドを撃って重傷を負わせた後、ニューヨークに移動。パトカーに助手席側から近づき、セミオートマチック式の拳銃で警告もなく発砲した。

「息ができない」といううめき声を合言葉に

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