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【湘南の風 古都の波】昭和の家のおもてなし (1/4ページ)

2014.12.22 15:50

ぐい飲みの一輪挿しが訪れる人を待つ=2014年11月24日、神奈川県鎌倉市長谷(渡辺照明撮影)

ぐい飲みの一輪挿しが訪れる人を待つ=2014年11月24日、神奈川県鎌倉市長谷(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 夜の海の彼方には江ノ島の展望灯台=2014年11月30日、神奈川県鎌倉市の江ノ電鎌倉高校前駅(渡辺照明撮影)
  • 芝生と縁側。ひなたぼっこが心地よい=2014年11月24日、神奈川県鎌倉市長谷(渡辺照明撮影)
  • 師走の紅葉。今年の鎌倉は色づきが例年より早かった=2014年12月7日、神奈川県鎌倉市扇ガ谷の英勝寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市

 生け垣のサザンカから一枚ずつ花びらが散っていく。雲間に秋の日が差すと、緑の上の赤がひときわ印象的だ。今年最後の3連休だった11月22日からの3日間、鎌倉はこれ以上ないほどの行楽日和に恵まれ、たくさんの人でにぎわった。

 3日目の24日(月・勤労感謝の日)は朝のうちこそ重く雲が垂れ込め、♪モズが枯れ木で~の冬景色。それが午前10時を過ぎたあたりから、穏やかな小春日和に転じた。

 朝の霧が昼前に晴れる。海に近いせいか鎌倉にはそんな日が多い。同じサトウハチロー作詞でも、♪ちいさい秋みつけた~の1日に速やかに移行していく。

 長谷の光則寺は鎌倉有数の花の寺として知られる。その門前にある邸宅も庭の芝生が日の光を浴び、輝いていた。敷地約300坪。縁側に座り、ひなたぼっこをしながら庭を眺める。小津安二郎の映画の登場人物になったような気分だ。

 建物自体は昭和50年代の後半に建てられている。古民家と呼ぶほどには古くない。だが、当時の大工さんが丁寧に作った邸宅は、歴史の蓄積する鎌倉の中で、昭和を伝える遺産の一つと言っていいだろう。

 ここに住んでいた所有者の両親が建て、家にも庭にも、思い出がたくさん詰まっている。手放したくはない。だが、いまは仕事の都合があり、離れて暮らさざるを得ない。

輝く「光の泡」 冬の鎌倉に走る

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