日本人の母と米国人の父との間に生まれた。アーティストとファッションモデルの活動を並行させるマルチな才能の持ち主で、一見するとクールで端正な美貌だが、その実は温かく親しみやすい人柄。よく笑い、明るく輝くような笑顔が魅力的だ。
前身である音楽プロジェクトの「元気ロケッツ」では、バーチャルなキャラクターである「Lumi」という謎めいた設定のヴォーカリストを演じていた。
今年10月には、ファーストアルバム「Will」を発表。透明感のあるサウンドと等身大の歌詞が印象的だ。今回はバーチャルな存在という設定から抜け出し、独自の個性を持った「安田レイ」として音楽を発信する。「アルバムでは、今まであまり演奏してこなかったバラードや他のミュージシャンとのコラボにも取り組みました。レコーディングでは新鮮な刺激を受け、丁寧な作業で作品が作れました」という。
来年1月からは初のソロツアー「安田レイ TOUR 2015“WILL”」も予定。演奏はアルバム「Will」からの曲が中心。初のツアーにもかかわらず東京、大阪、名古屋の会場は既に満席だ。「今までのステージで演奏していた曲数の倍くらいを演奏します。体力も必要になってくるので、ランニングの頻度など増やして準備しています」と強い意気込みを見せる。