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【Q&A】ソニー AV事業分社化 海外勢と競争激化 コスト削減 (1/4ページ)

2015.2.23 12:45

記者会見で、AV事業の分社化について説明するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区(ロイター)

記者会見で、AV事業の分社化について説明するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区(ロイター)【拡大】

 ソニーは、音響・映像(AV)機器事業を、10月をめどに分社化すると発表しました。この部門は、ソニーの商品を代表する携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」などを扱っています。

 Q 分社化とは

 A 企業が社内の事業部門を切り分け、独立した子会社にすることです。各事業の収益に対する責任を明確にするのが狙いです。他社との提携や買収といった戦略を迅速に進められるようになるほか、業績が悪化した際には、売却も容易になります。

 Q なぜ分社化を進めるのですか

 A ソニーは1946年に設立されて以来、映画や音楽、金融分野など事業の幅を広げてきました。近年、海外勢との競争激化で、原点である電機事業の業績が低迷しており、コスト削減や組織の見直しを迫られているのです。

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