4年前にインタビューに答えてくれた女性は、現在は27歳。あのときおなかにいた子は、無事に生まれていれば4歳になっているだろう。4年前には見ることができなかった母子の笑顔を、いつか見ることができる日が来ることを祈りながら、事業に取り組んでいる。(文:ワールド・ビジョン・ジャパン 木戸梨紗/撮影:ワールド・ビジョン・ジャパン/SANKEI EXPRESS)
■きど・りさ 上智大学比較文化学部卒業後、ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院で修士を取得。2010年1月、ワールド・ビジョン・ジャパンに支援事業部開発事業課ジュニア・プログラム・オフィサーとして入団。12年1月にプログラム・オフィサーとなり、12年12月からベトナム駐在。
■ワールド・ビジョン・ジャパン キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。www.worldvision.jp/