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関電誤算 燃料費増で再々値上げ現実味 高浜原発、福井地裁が再稼働認めず (1/4ページ)

2015.4.15 10:45

福井地裁が再稼働を認めない仮処分を下した関西電力高浜原発3号機(手前右)、4号機(手前左)=2014年11月27日、福井県大飯郡高浜町(本社ヘリから撮影)

福井地裁が再稼働を認めない仮処分を下した関西電力高浜原発3号機(手前右)、4号機(手前左)=2014年11月27日、福井県大飯郡高浜町(本社ヘリから撮影)【拡大】

  • 「司法判断と行政手続きは別」との認識を示した野瀬豊町長=2015年4月14日午後、福井県大飯郡高浜町・高浜町役場(矢田幸己撮影)
  • 関西電力高浜原発をめぐる主な動き=2014年5月~2015年4月14日

 「新規制基準まで否定されてはどうしようもない」

 14日午後2時すぎ、福井地裁の樋口英明裁判長が関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めの仮処分を言い渡した後、報告を受けた関電幹部は表情をこわばらせた。

 格段に重い仮処分

 東京電力福島第1原発事故後、司法が原発の運転差し止めを妥当としたのは2例目。前回は昨年5月に福井地裁が関電大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを命じた民事判決だ。

 いずれも担当は樋口裁判長で、今回は高浜について「万が一の危険という領域をはるかに超えている」と指摘した。原子力規制委員会が安全を確認した原発から順次稼働するとの政府方針に真っ向から対立しただけでなく「新規制基準は緩やかに過ぎ、合理性を欠く」とまで言い切った。

 これで手続きが最終局面に入っていた高浜の再稼働が暗礁に乗り上げ、産業界からは「ゼロリスクをいわれたら飛行機も電車も動かせない」との声が上がる。

 ただ、昨年5月の民事判決と同じ判断とはいえ、関電にとっては今回の仮処分は格段に重い意味を持つ。

赤字回避に悲壮感

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