サイトマップ RSS

【アメリカを読む】揺れるクリントン氏 「右」「左」どちらへ? (1/4ページ)

2015.4.21 09:20

地方遊説を始めたヒラリー・クリントン前国務長官(中央)は4月14日、全米で最初に党員集会が行われ、大統領選の行方を占う重要な州と位置づけられる中西部オハイオ州を訪れ、街のカフェで地元住民らと会話を交わした。親しみやすさのアピールに懸命だ=2015年(AP)

地方遊説を始めたヒラリー・クリントン前国務長官(中央)は4月14日、全米で最初に党員集会が行われ、大統領選の行方を占う重要な州と位置づけられる中西部オハイオ州を訪れ、街のカフェで地元住民らと会話を交わした。親しみやすさのアピールに懸命だ=2015年(AP)【拡大】

 「恥を知りなさい、バラク・オバマ!」。2008年2月、米大統領選での民主党候補としての指名獲得を争う予備選・党員集会でオバマ米大統領(53)に劣勢に立たされていたヒラリー・クリントン前国務長官(67)は、政策批判のために作られたオバマ陣営の冊子を手に、猛烈に怒りを爆発させた。クリントン氏が12日、16年大統領選への出馬を正式に表明した後、米メディアが当時のこの映像を繰り返し流しているのは、クリントン氏がオバマ路線を継承するかに注目が集まっているせいだろう。

 TPP推進の看板に変化

 米議会の超党派議員はこのほど、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の早期合意に必要な大統領貿易権限(TPA)法案を提出した。中国が影響力を拡大するアジアで、米国の足場を築いておきたいオバマ氏が早期成立を求めていた。これに対するクリントン陣営の反応は意外なものだった。

 「クリントン氏は新たな貿易措置は2つのテストを通る必要があると考えている。1つ目は米国の労働者を守り、賃金を上昇させ、国内でより多くの良質な雇用を創出すること。2つ目は米国の国家安全保障を強めること」

「オバマ3期目」感の払拭

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ