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【世界自転車レース紀行】(26)タイ 酷暑のアジア 追い風うけ疾走 (1/4ページ)

2015.4.27 14:50

ラオスとの小さな国境の町をカラフルな自転車選手たちが走り抜ける=2015年4月5日、タイ・ノーンカイ(田中苑子さん撮影)

ラオスとの小さな国境の町をカラフルな自転車選手たちが走り抜ける=2015年4月5日、タイ・ノーンカイ(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 荘厳なタイの寺院の前に設置された中間スプリントポイント。シリントーン王女の誕生日を祝う写真が飾られている=2015年4月4日、タイ・ナコンパノム(田中苑子さん撮影)
  • スタート前、車両の陰に座って暑さをしのぐブリヂストンアンカーの選手たち。朝から気温は30度を超す=2015年4月1日、タイ(田中苑子さん撮影)
  • 最終ステージ、脚を負傷しながらもゴールラインをめざす中島康晴(黄色のジャージ・愛三工業レーシング)=2015年4月、タイ(田中苑子さん撮影)
  • ラオスとの国境となるメコン川沿いを走る=2015年4月、タイ(田中苑子さん撮影)
  • レースを見ようと幾重にも重なった人垣。タイの国旗を振って、選手たちを応援する=2015年4月、タイ(田中苑子さん撮影)
  • タイ・ウドンターニ、ナコンラチャシマ
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 「ほほ笑みの国」と呼ばれるタイで4月1日から6日まで開催された「ツアー・オブ・タイランド」。UCI(国際自転車競技連合)認定レースの中では一番低い2クラスのカテゴリーとなるが、出場したのはアジアの主要チームすべてを含む全24チームと多く、また各ステージの走行距離も長いため、総走行距離は1000キロを超える本格的なステージレースとして開催された。

 日本からは愛三工業レーシング、シマノレーシング、マトリックスパワータグ、ブリヂストンアンカーの4チームが出場。

 連日35度を超える酷暑、ときおり現れる未舗装路や荒れた舗装。また今年は季節性のものか、毎ステージ強い風が吹く中で開催され、追い風が吹くと選手たちは平均時速50キロを超えるハイスピードでレースを繰り広げていった。

 レースが開催されるエリアは毎年変わり、今年は2月にアジア選手権が開催された地方都市ナコンラチャシマを起点にして、北上。ラオス国境のメコン川に沿って進み、最後はベトナム戦争時代にアメリカ軍が整備したというタイ北東部の街、ウドンターニでゴールを迎える。コラート盆地を行く平坦(へいたん)路だが、強い風がレース展開を複雑にした。

フェアプレーで日本人ワンツー

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